ごあいさつ

理念

日本全国で、高齢者やがん患者、心の病を抱えた方向けのヨガ「メディカルヨガ」を学ぶ人が増えてきています。

ヨガセラピーは施術や指導、治療ではありません。

心や体に辛さを持っている方に、同じ人間として心を込めて寄り添い、呼吸を穏やかにし、自分の出来る範囲で体を動かしながら、今日の自分を観察し、今日の命に感謝する手助けをすることです。難しいポーズや理屈ではありません。


2016年4月、医療、介護、福祉の現場でヨガが「補完的治療マネジメントサービス」として活用される環境作りを目指し一般社団法人日本ヨガメディカル協会が設立されました。アメリカでの病院でのヨガ導入事例にならい、日本での臨床研究、現場での活用の取り組みが始まります。

2016年10月より、看護師、理学療法士、作業療法士が現場に活かすヨガセラピーの講座も始まります。茨城県のヨガセラピスト2名も今後全国で医療者の講座を担当していきます。

 

心と体がSOSを発している方、現代医学で解決できない症状を抱えた方を対象としたメディカルヨガというジャンルは今後全国各地で必要とされ、展開をしていくことでしょう。県内でヨガセラピーを必要とする人が増えてきたときの体制は、一朝一夕にできるものではありません。まず整備しなくてはならないのは「安全管理」です。体の安全のみならず、心が脅かされたり、ヨガによって挫折感を感じるようなことがあってはなりません。


ヨガはもともとセラピー的要素を内包しているものですが、今日のフィットネスクラブやヨガスタジオで行われているヨガの多くが、元気な人、健康な人を対象としたものです。

ヨガセラピーは「息さえできればヨガはできる」というメッセージです。「ヨガとはこうあるべき」ではなく、「この人のためにヨガを用いてこういうふうに寄り添おう」というのがヨガセラピーです。